学位記

もらって来ました
けど僕のような学の無い人間には、
「学位記」じゃなくて「卒業証書」って書いてもらった方が分かりやすい




全学部合同の式典会場では、
おもいっきり場違いな感を味わってみた
けど女の子がもれなく可愛かったから、
いい目の保養になった
うちの学部だけじゃあの光景はありえない


高校までと違って全校集会ってものが無いので、
うちの大学の校歌を知る人は少ない
すぐに辞めてしまったとは言え、
自分はサークルでの経験上、校歌をちゃんと知っていたので、
その辺の懐かしさも感じながら、後輩の歌を聞いていた




午後から学校に戻って、
同じ学科内だけで個人ごとに学位記授与
どういうわけか学士のトップバッターだったけど、
結局入学年度が早い順だったからそうなったらしい
自分の後にも、正規の4年生ではなさそうな人が何人かいたけど、
彼らにとってはいい風除けになった様子
そんなわけだから、
大抵の人が「以下同文です」で終わるところを、
きっちり全文読んでもらって受け取った
この役、俺なんかでいいのかなぁという申し訳なさが半分
そしてもう半分は、
ここまでの道のりを思い出して、ちょっとばかりセンチになってしまっていた
センチも何もただの自業自得なんだけど、
それでも、何も感じないほど無機質な人間ではなかったようだ




おそらく明日が最後の登校日になるので、
この文章もまだ「締め」の下りは書かないでおく