始まったよ!キューティーショー遠征記③

1曲目:JUMP
後半の畳み掛けで登場すると思っていた曲が、
早くも1曲目で
ディープのギアも必然的にトップに入るってもんです
っていうかみんな可愛い!
可愛いのはいいんだけど、舞美…  あれ?
梅さんのそれは相変わらず見事でいいんだけど、
舞美のオパールが気になってしょうがなかったです


2曲目:EVERYDAY YEAH! 片想い
静かなイントロから、いきなり萩ティの見せ場
詳細は覚えてませんが、
今回彼女は、割と重要な歌パートを任されていた気がします
努力が認められたのか、
自己啓発を促すためなのかはいざ知らず


3曲目:As ONE
曲に負けず劣らず、
ダンスがこれまたカッコイイ
そしてなぜか、学芸会を見守る親のような心境になったのを覚えています
歌を口ずさんで、フリの一つ一つを祈るような気持ちで見守って…
決して危なっかしかったわけじゃないと思うんですが、
真相は神のみぞ知る


4曲目:ENDLESS LOVE 〜I Love You More〜
一番聴きたくて、一番聴きたくなかった曲
一切の動きを止めて、ただただ静かに聴いていました
彼女達には失礼だけど、品定めに近かったかもしれない
今の℃-uteが、この曲をどのレベルまで仕上げられるのか、
試すような、少々意地悪な気持ちがありました
結果的に、歌の物足りなさは否めない
それでも希望を感じられた一つの要因は、
梅さんこと梅田えりかの力
めぐや愛理のようなエースタイプのものではなくても、
縁の下の力持ちとして、
とても頼もしく感じました
さらに言えば、
ナッキーこと中島早貴のダンス
As ONEを含め、これもライブ全体を通して感じたことですが、
贔屓目無しに7人全員の踊りを見ていても、
自然とこの目に飛び込んでくる
最初は、衣装のおかげかなとも思ったんです
ショートパンツとミニスカが半々くらいだった(と思う)ので、
ミニスカの方が腰の振りがダイナミックに見えたりするから
でもやっぱり、それだけじゃない
それを超えて訴えかけてくるだけの力が、彼女にはある


5曲目:即 抱きしめて
思い出すなという方が無理な話
けど、先の曲で℃-uteの未来に少し希望が見えたので、
湿っぽいのはそこで終わり
見守るという視点もいつの間にかなくなり、
素直に楽しむことが出来ました
それと心なしか、
みんなの『反り』の角度が進化していたような
℃-uteは強いな


6曲目:YES! しあわせ
歌ってるときのみんなのしあわせそうな顔を見てるだけで、
こっちもしあわせ


キューティーガールズ ショートコント (鈴木・岡井・萩原)
心が癒されるこのコーナー、ホント大好きです
最後に争点となったのが、
キューティー小学生コントなのに、
来年から2人が中学生になってしまうということ
そっかー、ハローの小学生はまいまい一人になっちゃうのかぁって、
彼女の話を聞いて一瞬納得しかけたけど、
よくよく考えたらエッグがいるんですよね
千聖の妹とか
ま、小中とか固いこと言わずに、
℃-uteの名物コーナーとしてこれからも是非続けてほしいです


7曲目:Shall We Love ?(矢島・梅田・中島・有原)
イントロと同時に沸き起こるどよめき
GAMでもDEF.DIVAでも後浦でもなく、ごまっとう
先輩の曲を歌うとは言ってたけど、こうきたかと
ダンスもカッコよくて好きな曲ですけど、
これは正直物足りなかった
ある意味揃ったダンスではあったけど、
妥協して揃えた風に見えてしまったんですよ
舞美に梅さん、そして成長著しい(と勝手に思っている)ナッキーを擁しても、
まだまだレベルに差があって、
言い方は悪いけど下のレベルに合わせる形になってしまったような
短期間であそこまで仕上げたことを誉めたいと同時に、
単純にお金を払っている客という立場から、妥協を許したくはない
歌のほうも梅さんがしっかり聴かせてくれましたが、
これも、可もなく不可もなく落ち着いてしまった感じで、
あとほんの一滴のスパイスがほしいところ
ホント、ヲタって勝手です


8曲目:会えない長い日曜日(岡井・萩原)
かつて、ロマモーの見事なものまねを披露した千聖が、
またしてもミキティの歌を歌ってくれる
それだけで期待は膨らみまくりです
あのときの客の盛り上がりは、
この2人だから、ってこともあるんでしょうけど
確かにまいまいも頑張ってましたが、
ここでは特に千聖の力を評価したい
色々言われながらも娘。に加入して、
当時の娘。に足りない色を補ってくれたミキティのように、
そう遠くない将来、
あの子の穴を埋めて余りある歌い手になってくれるものと期待しています


9曲目:さよならのLOVE SONG(鈴木)
先の2人がデュエットを披露した時点で、
愛理ソロは確定
あとは、何を歌うかって話だけですが
スッピンと涙。に次ぐくらい、歌いこなしの難しそうな曲
イントロを聞いて盛り上がるファンの中から、
「やべぇ俺泣いちゃうかも」との声も
それだけ期待をしている、という意味でのみ同意
率直な感想を言うと、
歌い方がヘンだった
デビュー当時と比べて、彼女が最近『媚びる』術を得たという表現に対して、
元来僕は肯定的ではありませんが、
今回ばかりは、限りなくそれに近いものを確信してしまいました
指導者に指示された通り、
あるいは自分なりにこの歌の世界観を表現しようと、
精一杯歌った結果、そのように聞こえただけかもしれないけど、
無理して鼻にかけて、
無理して可愛く歌ってるって感じ
譜面通りという意味では上手い歌だったかもしれない
でも何かが違う
まだ若過ぎるとかいう当たり前の話じゃなくて、
そのギャップを埋めようとする努力の方向すら間違っているような
愛理だけじゃなく、指導者ともども考えてもらいたい問題です
せっかくの才能の目を、
間違った方向に伸ばすことのないように


(以下、3曲メドレー)
10曲目:ミラクルルン グランプリン!
去年の冬ハロで、
ナッキー千聖だけは経験済みの1曲
ま、これといって一日の長を感じることもありませんでしたが


11曲目:ちょこっとLOVE (中島・鈴木・岡井)
先日のラジオ「ハロプロやねん」でも見られた(聞かれた?)ような、
℃-uteの中間層の絡みが面白くてしょうがない今日この頃
そんなわけで、
このメンツを見ただけで嬉しくなる上に、
どうしても市井さんを思い出してしまって…
そこから頭は真っ白
懐古の念に浸ってしまったわけではなく、
新時代の幕開けを思いながら、
一緒に○○して来ました


12曲目:乙女パスタに感動 (矢島・梅田・有原・萩原→全員)
赤いスカートのシンガーが4人、
ピンクのダンサーが3人
というのは昔の話ですが、
あそこから長かったような、短かったような
きっと、短い中に色々あり過ぎたんでしょう
前とは違ってちゃんと傘を持って、
途中から3人も合流して、7人で乙パス
℃-uteのオリジナル曲じゃないけど、
コンサートが始まって12曲目にして初めて、
℃-ute』という一つのグループの再スタートを実感することができました
℃-uteは、大丈夫だと思った


VTR
各メンバーのトレーニング風景などを、
ナッキーが影ながらレポート(っていうかツッコミ)していくという内容
これはもうナッキーの一人勝ち
その後、
千聖とまいまいが先輩にアドバイスをもらいに行くシーンでは、
ミキティ登場の際が一番盛り上がってました
どうもこうもないっすよ萩ティ


13曲目:わっきゃない(Z)
先のVTRの最後に、
中澤姐さん直々の曲紹介
ありがとうございました
で、わっきゃない
去年の冬、
栞菜を擁して横アリで披露してから、
1年と1ヶ月
たった、1年と1ヶ月
あの頃のぎこちなさなどどこにもなく、
成長の証をこれでもかと見せつけてくれました


14曲目:タイムカプセル
あんまり覚えてないけど、
ずっと一緒に歌ってました
汗をかく要素なんかなくても、
℃-uteと一緒に歌えればそれで満足
そんな1曲


15曲目:桜チラリ
PVや歌番組ではお馴染みの、
間奏で桜を作るシーンがばっさりカットされてるのが残念
確かに横から見たんじゃあまりメリットがない気もするけど、
桜を作った後の、
一瞬みんなが正面を向いて静止するとことか、
見せ場はそれなりに作れたと思うんだけどなぁ


16曲目:大きな愛でもてなして
会場内のワキワキ率が半端じゃない
この曲中、ステージ側から客席を映した映像を、
怖いもの見たさで見てみたいかも
もともと、あの子のパートのフリしか覚えてなかったけど、
最近後ろパートも練習していたんで、
この日はずっと後ろパート
あの子がいない分、あの子のパートを代わりに踊るか迷いましたけど、ね


17曲目:まっさらブルージーンズ
とにかく踊る
暴れる
左右とぶつかりまくるけど、
気にした方が負けと思い、ひたすら踊る
ステージ上にはいないはずの、
あの子のオーラをひしひしと感じながら
実はあの時、あの場所には君がいて、君が放っていたものなのか
7人の想いが、幻覚、幻影、
あるいはそれに準ずる何かを感じさせていたのか
真実など知る由も無いけれど、
後の握手会を考慮すれば充分過ぎるほどの長丁場
その最後の1曲で、
℃-uteとファン、会場内の想いは、
間違いなく一つになっていたと思う







この後、℃-uteの7人は、
ファンの声援に応えて礼をし、手を振り、
それぞれ、ステージに取り付けられた7つの扉の前に立ち、
一斉に扉の向こうに消えて行く
並んで舞台袖にハケていくわけでも、
徐々に緞帳が下りてくるわけでもない
唐突な別れは、
心に必要以上に大きな穴を開け、
寂しさを助長し、また会いたいという想いを一層強くさせる
あの子の件で揺れているファンを繋ぎ止めるには、
なかなかに有効な演出だと思う
かく言う自分自身がその手にかかってしまったことを否定はしないが、
それと同時に、いやそれ以上に、
本心から彼女達の成長を見届けたいと感じたのもまた事実






一度は、
この時間をこの手で止めてしまうことも考えたけど






すぐそばじゃなくていい
手を触れることなんてできなくていい
ただいつまでも、
℃-uteを見ていたい
これが答えです