思い出

僕のサボリ癖は今に始まったことではないので、
これは大した問題ではなく
まぁ、あれから1ヶ月経ったわけですが
自分で歌って自分で涙する、
なんとも非生産的な状態が続いています
ミスチルの「しるし」、あれも確かにしっくりくるんですけど、
如何せん音源が無いものでね
その点かなりマイナーなところで、
ユンナの「思い出にできない」

















桜散る季節だって あの夏の花火だって
君を 君を いつだって思ってたよ


秋の切なさだって ひとりきりのイブだって
いつか いつか 淡い思い出に変わるのに


ねぇ 君だけは 思い出にできない








何も怖くないと 笑った君の背中が いつか
見えないほど離れて 海を飛び越えても きっと きっと 忘れない








僕達の羽根はきっと それぞれの空に乗って
遠く 高く 今を追い越してゆく


あとに残るのはきっと 後悔じゃなくてきっと
それは それは青春が落とす笑顔の種


そう 初恋は 思い出にできない 















桜色の衣装ではにかみながら踊る君
花火大会を負かさんと奮闘する君
切ない恋心を見事に歌い上げる君
その一つ一つが鮮明に思い出されます


そして
ひとりきりのイブ
20数年間ずっとそうでしたよ
(ひとりきりの野郎同士でケーキを喰らったこともあったけど、
あれはカウントしないことにする)
けど、そんな身も心も凍りそうな頃に、
この街にやって来て、
奇跡を見せてくれましたよね
そもそも、君が来てくれたこと自体が奇跡でした
その場限りではものすごく楽しくても、
いつまでも心に残るコンサートってそんなに多くはない
その点、あの日の奇跡は、本当にいい思い出
心から、いい思い出だと言えるのに




まだ、君を思い出と呼ぶには早過ぎるみたいです